横断歩道や停止線等に使われる路面標示材料は溶融式(JIS K-5665-3種)を使用し塗装膜厚は1.5mm程度あります。
そのため、積雪地域では除雪による剥離が懸念され、駐車場での区画線は安価な常温式ペイント(JIS K-5665 1種B)での施工が多く使用されていますが、吐出量が少ないため塗替えのサイクルが2年~3年(降雪量や除雪回数によって変わります)と早くなってしまします。
そこで、加熱式ペイント(JIS K-5665 2種B)での駐車場区画線施工をご提案いたします。
加熱式ペイントとは新潟県内の区画線塗替え(外側線や中央線)で使用されている塗料です。
加熱式ペイントの塗料は、50〜80℃に加温して使用するため乾燥が速く(23℃で5〜6分)常温式ペイントよりも吐出量が(常温式の約1.38倍)多く出せるため耐久性がup、また溶融式より安価でコストパフオーマンスに優れています。
国土交通省 北陸地方整備局仕様書より
- 常温式ペイントの材料使用料
- 15cm幅のライン1,000m当たり=塗料 45L
- 加熱式ペイントの材料使用量
- 15cm幅のライン1,000m当たり=塗料 62L