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〒942-0085 新潟県上越市大字五智国分3062番地
A.
路面標示材料にはJIS K56651種、2種、3種の区分があります。
1種、2種の液状塗料(ペイント型)は、施工時に塗料を加熱するかしないかで、1種常温型、2種加熱型に分類されます。1種と2種の違いは乾燥時間と塗膜厚(吐出量)にあり共に加熱型が優れ、主に雪寒地域での高速道路や一般道の区画線(外側線や中央線等)に使われています。
3種は紛体塗料(溶融型)といわれ180℃〜200℃で加熱溶融して使う材料です。
塗膜形成は冷却固化によるため標示材の中で早い交通開放が可能であり、塗装膜厚は1.5mm程度あり耐久性の点も優れています。
主に長期間標示としての機能が問われる(横断歩道、停止線、矢印、文字、又、新設等の区画線)などに使用されています。
A.
現在一般的に行われている消去方法は下記のとおりです。
(1)黒色ペイントによる塗装工法(仮設的)
路面色に近いグレーまたは黒色の路面標示用塗料を用いて施工機等で塗装する工法
(2)燃焼工法
ガスバーナーによって塗膜を燃焼させてワイヤーブラシ等を用いて除去する方法
(3)切削方法(一般的な方法)
超硬合金製の回転式カッターを取り付けた切削機によって塗膜に衝撃を与え削り取る。この方法が最も多く行われている
(4)ブラストによる方法の代表的な工法
ウォーターブラスト(ウォータージェット)工法
回転するノズルヘッドから高圧水を噴射することにより塗膜を剥離させる。剥離した使用水は吸引回収する。
A.
新設コンクリート表層部には、レイタンス(微細な石灰石の骨材等の層)が生じ、脆弱な層を形成するため、付 着不良を起こす恐れがあります。2週間〜1ヶ月程度の養生期間をおいてからの施工をお勧めしております。
A.
雨天時などの湿潤時において、路面標示塗料面での滑り抵抗値は40〜50BPN、一方アスファルト舗装面では 、40〜70BPNですので若干滑りやすく感じることもあると思います。ただ標示材の老朽化により表面が平滑化されて滑り抵抗値が落ちることもあります。
歩道や交差点等の施工で滑り抵抗性を向上させた路面標示材料もございますのでまずはご相談ください。
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